ハワイの交通手段|The Bus・biki・車の使い分けと料金

ハワイの交通手段|The Bus・biki・車の使い分けと料金

ハワイの交通手段を、路線バス・シェア自転車・徒歩の使い分けと料金から解説します。通勤にかかる毎月の交通費の目安や、乗車券を買うときの注意点も整理しました。通勤手段を渡航前に決められます。
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ハワイでの生活を考えるとき、多くの人が見落としがちなのが「車を持たない前提での通勤手段」です。日本のように電車網が発達しているわけではないため、渡航前に交通手段を把握しておかないと、渡米後に想定外の出費や移動時間のロスに直面することになります。


結論から言うと、ワイキキ周辺の求人であれば徒歩通勤が可能なケースも多く、それ以外の場合はThe Bus(路線バス)とbiki(レンタサイクル)を組み合わせれば、月々の交通費は0円から約1万4,000円程度に収まると考えられます。ただし、住まいと職場の距離によって最適な手段は変わるため、料金体系と選び方をあらかじめ理解しておくことが重要です。


この記事でわかること


  • The Busの料金体系(1回・1日上限・マンスリー)と支払い時の注意点
  • bikiの4つの料金プランと使い分けの目安
  • 徒歩通勤が現実的な選択肢になるケース
  • 月々の交通費シミュレーション(3パターン比較)



本記事は、ステップフォワードサポート公式サイトおよびThe Bus・biki各公式サイトの公開情報をもとに、当サイトが2026年10月時点で調査した内容をまとめたものです。ドル表記の円換算はすべて1ドル157円で計算しています。


ハワイ 交通手段 The Bus biki 比較


1. ハワイの主な交通手段は3つ|The Bus・biki・徒歩


車を持たずにハワイで働くインターン生の多くは、次の3つの手段を組み合わせて生活しています。マイカー通勤が前提の日本とは事情が異なるため、まずは全体像を押さえておくことが大切です。


交通手段 料金目安 向いている人
徒歩 0円 職場と住まいがワイキキ中心部に近い人
The Bus(路線バス) 1回$3.00(HOLOカード)~マンスリー$90 職場と住まいが離れている、雨の日も安定して通いたい人
biki(レンタサイクル) 月$25~、1回$5~ 数キロ圏内を移動する、天気の良い日が多い時期に使いたい人


職場と住まいの距離、そして通勤頻度によって最適な組み合わせは変わります。以下、それぞれの料金体系を詳しく見ていきます。


2. The Busの料金体系と購入時の注意点


1回・1日上限・マンスリーの3種類(2026年7月改定)


The Busはホノルル市内を広くカバーする路線バスで、ハワイにおける公共交通機関の中心的な存在です。料金は2026年7月1日に改定され、主に次の3種類があります。


プラン 料金 円換算(1ドル157円) 特徴
1回(HOLOカード) $3.00 約471円 2時間以内なら乗り継ぎ自由。現金は$3.25(約510円)で乗り継ぎ不可
1日の上限(デイパス) $7.50 約1,178円 HOLOカードで1日$7.50を超えた分は無料。3回以上乗るなら割安
マンスリーパス $90 約14,130円 1ヶ月乗り放題。毎日通勤するなら最も割安


単純計算すると、平日20日間、往復でThe Busを利用する場合、1回$3.00だと$3.00×2×20=$120(約18,840円)かかります。これに対してマンスリーパスは$90(約14,130円)のため、毎日通勤で使うのであればマンスリーパスのほうが月あたり約$30(約4,710円)安くなる計算です。なお、HOLOカードの残高で乗っていれば、1ヶ月の支払いが$90に達した時点でそれ以降は自動的に無料になります。


支払いはHOLOカードが基本。現金は割高で乗り継ぎ不可


The Busの運賃は、ICカード「HOLOカード」(発行手数料$2)で支払うのが基本です。チャージやパスの購入は公式サイトからクレジットカード・デビットカードでもできますが、販売店の多くは現金のみです。現金でバスに乗る場合は1回$3.25で、乗り継ぎもできないため割高になります。


渡米直後は銀行口座の開設が完了していない時期もあるため、日本で作ったクレジットカードか、ある程度の現金を用意しておくことが重要です。マンスリーパスを購入する場合は$90(約14,130円)が必要になる点を踏まえて、初期費用の資金計画に組み込んでおくと安心です。


マンスリーパスの有効期限は「購入日から30日」ではない


見落とされがちな注意点として、マンスリーパスの有効期限は購入日を起点とした30日間ではなく、各月の1日から末日までの暦月単位で設定されています。つまり、月の途中でマンスリーパスを購入しても、その月の末日で失効します。


注意

月末近くにマンスリーパスを購入すると、実質的に使える日数が数日しか残っていないというケースが起こり得ます。渡航直後で通勤開始のタイミングが月の後半にあたる場合は、HOLOカードにチャージした残高で乗り、翌月の頭からマンスリーパスに切り替えるほうが無駄がありません。残高で乗っていれば、1日$7.50・1ヶ月$90を超えた分は自動的に無料になります。


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3. bikiの料金プラン比較|4プランの使い分け


bikiはワイキキ周辺に多数のステーションを持つレンタサイクルサービスです。The Busより短距離・小回りの利く移動に向いており、料金プランは目的に応じて4種類から選べます(1回ごとの都度払いも可能)。


プラン 料金 円換算(1ドル157円) 内容
コミュータープラン $25/月 約3,925円 1回30分までの利用が何度でも無制限
ボヤジャープラン $30/月 約4,710円 1回45分までの利用が何度でも無制限
トレッカー $240/年 約37,680円 1回45分までの利用が1年間無制限(ハワイ州内の請求先住所が必要)
フリースピリット $55/年 約8,635円 合計300分を1年間で使える都度型プラン(ハワイ州内の請求先住所が必要)
1回乗車 $5/30分 約785円 1回ごとの都度払い


料金は2026年10月時点のものです。月額プランで1回の利用時間を超えた場合は、追加料金がかかります。


通勤に使うならコミュータープランが基本


職場までの距離が片道30分以内で収まるのであれば、コミュータープラン(月$25、約3,925円)が最も割安です。The Busのマンスリーパス($90、約14,130円)と比べると、月々の負担を大きく抑えられます。


一方で、片道の所要時間が30分を超える場合や、複数の用事を挟んで移動する場合は、1回45分まで乗れるボヤジャープランのほうが結果的に無駄が少なくなることもあります。渡航後、実際の通勤ルートと所要時間を確認したうえでプランを選ぶことをおすすめします。


雨の日や体調が優れない日はThe Busを併用する


bikiは屋外を走る自転車のため、雨天時や体調がすぐれない日には不向きです。bikiとThe Busの両方を契約するのではなく、普段はbiki、天候が悪い日だけThe BusにHOLOカードの残高で乗るという組み合わせが、コストを抑えながら柔軟に対応できる現実的な方法です。


4. 徒歩通勤という選択肢|ワイキキ中心部なら現実的


ハワイでのインターン求人は、ホテル・レストラン・小売店を中心にワイキキ中心部に多く集まっているとされています。住まいも同じくワイキキ周辺で探すケースが一般的なため、職場と住まいの両方をワイキキ中心部にまとめられれば、徒歩での通勤自体が十分に現実的な選択肢になります。


  • 徒歩通勤が実現できれば、月々の交通費は実質0円に抑えられる
  • The Busやbikiの契約・購入の手間そのものが不要になる
  • 渡航直後、現地の交通ルールに慣れる前の移動リスクを減らせる


ただし、住まい探しは「まず1ヶ月分だけ仮住まいを契約し、渡米後に現地で本契約する」流れが一般的とされているため、渡航前の時点では職場までの距離を完全に確定させるのは難しいという現実もあります。仮住まいの段階ではThe Busやbikiで通える範囲を確保しておき、本契約のタイミングで徒歩圏内への引っ越しを検討する、という段階的な進め方も選択肢になります。


5. 月々の交通費シミュレーション


住まいと職場の位置関係によって、月々の交通費は大きく変わります。当サイトが3つのパターンで試算した結果は以下のとおりです。


パターン 手段 月額(ドル) 円換算(1ドル157円)
徒歩通勤が可能な場合 徒歩のみ $0 0円
近距離(片道30分以内) biki コミュータープラン $25 約3,925円
距離がある・毎日通勤 The Bus マンスリーパス $90 約14,130円


最も交通費がかかるパターンでも、月$90(約14,130円)程度に収まる計算です。生活費全体で見れば、家賃や食費と比べて交通費は比較的コントロールしやすい支出だと言えます。住まいを探す段階で職場からの距離を意識しておくことが、月々の固定費を抑える一番の近道になります。


ハワイ 交通費 シミュレーション


6. 交通手段に関するよくある質問


Q1. The Busの現金はいくらくらい用意しておくべきですか


マンスリーパス1ヶ月分($90、約14,130円)とHOLOカードの発行手数料($2)を目安に用意しておくと安心です。HOLOカードへのチャージは公式サイトからクレジットカードでもできますが、販売店では現金のみの場合が多いため、渡航直後の分は現金も手元に置いておくことをおすすめします。


Q2. bikiは雨の日も利用できますか


利用自体は可能ですが、屋外を走る自転車であるため、雨天時の利用は安全面でおすすめしにくい面があります。天候が不安定な時期は、bikiとThe Busを併用し、雨の日だけThe Busに切り替えるという使い分けが現実的です。


Q3. 車を借りたほうが結局は安いのではないですか


レンタカーやマイカー所有には、車両費用に加えて保険料・駐車場代・ガソリン代が発生します。ワイキキ周辺は駐車場代が高額になりやすいエリアでもあるため、短期のインターン期間であれば、The Busとbikiを組み合わせたほうが総額を抑えやすいと当サイトは考えます。郊外での勤務や、まとまった買い出しが多い場合に限り、レンタカーの利用を検討する価値があります。


まとめ


  • The Busは2026年7月に値上げされ、HOLOカードで1回$3.00(約471円)、1日の上限$7.50(約1,178円)、マンスリー$90(約14,130円)。支払いはHOLOカードが基本で、マンスリーパスは各月1日~末日の暦月単位
  • bikiはコミューター月$25(約3,925円)、ボヤジャー月$30(約4,710円)など4プラン。通勤ならコミュータープランが基本
  • ワイキキ中心部に住まいと職場をまとめられれば徒歩通勤で交通費0円も現実的
  • 最も交通費がかかるケースでも月$90(約14,130円)程度に収まり、家賃や食費に比べてコントロールしやすい支出


交通手段の選び方一つで、月々数千円から1万4,000円前後の差が生まれます。住まい探しの段階から職場までの距離を意識しておけば、渡航後の交通費の悩みはかなり軽減できるはずです。


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※2026年10月時点で公式サイトなどに掲載されている内容です。料金・サービス内容は変更されることがあるため、最新の情報は公式サイトおよび相談時にご確認ください。取得率・実績は同社の自社公表値です。


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参考にした情報

・ステップフォワードサポート公式サイト「現地でかかる費用」

・同「よくあるご質問」

・ホノルル市 TheBus「Fares effective July 1, 2026」

・ホノルル市 HOLOカード「Help」

・biki公式サイト「Fares」(2026年10月確認)


※本記事の情報は2026年10月時点のものです。ドル換算は1ドル157円で計算しています。料金・運行ルールは変更される場合がありますので、最新情報は各公式サイトでご確認ください。