ハワイと本土(LA・NY)でインターンするならどっち?

ハワイと本土(LA・NY)でインターンするならどっち?

ハワイとアメリカ本土でのインターンシップを、待遇・知名度・生活環境の面で比較します。どちらを選ぶべきか迷っている人に向けて、判断の軸と見落としやすい注意点を整理しました。比較表で違いを一度に確認できます。
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「ハワイで働きたいけれど、本場のロサンゼルスやニューヨークで挑戦したほうが箔がつくのではないか」。J1ビザでのインターンシップを調べていると、ハワイと本土(アメリカ本土)のどちらを選ぶべきか迷う人は少なくありません。


結論から言うと、給与や待遇を重視するなら、本土よりもハワイのほうが有利なケースが多いと当サイトは考えます。同じJ1ビザを使うインターンシップでも、ハワイと本土では受け入れ企業の姿勢や求められる英語力に違いがあるためです。


この記事でわかること


  • 本土のJ1ビザインターンで「無給・雑用中心」になりやすいとされる理由
  • ハワイのJ1ビザインターンが「戦力」として採用されやすいとされる理由
  • ハワイと本土で求められる英語力・スキルの傾向差
  • 就労ビザへの切替率の違いと、その背景にある「10対1ルール」



本記事は、ステップフォワードサポート公式サイトの公開情報および一般的なJ1ビザ制度の傾向をもとに、当サイトが2026年10月時点で調査した内容をまとめたものです。ドル換算はすべて1ドル157円で計算しています。


ハワイ 本土 J1ビザ インターン 比較


1. 結論:待遇で選ぶならハワイ、知名度で選ぶなら本土


アメリカ本土(ロサンゼルス・ニューヨークなど)のJ1ビザインターンシップは、無給または最低賃金に近い待遇で、雑用に近い業務を任されるケースが多い傾向にあるとされています。一方でハワイは、J1ビザのインターン生を「戦力」として位置づけて採用する企業が多く、給与も比較的安定している傾向にあります。「アメリカで働いた実績を作りたいだけ」であれば本土という選択肢もありますが、働きながら現地の給与を得て生活したいという目的であれば、ハワイのほうが現実的だと当サイトは考えます。


理由は大きく3つです。


  • ハワイは観光・ホスピタリティ産業の比重が高く、通年で人手不足の業種が多いため、J1ビザ人材を戦力として組み込む土壌がある
  • 本土は都市によって求人の分野が幅広い一方、無給インターンの制度自体が本土の企業文化に根付いているため、給与が発生しない案件が混在しやすい
  • ハワイは日本人観光客・日本企業との接点が多く、日本人インターン生の実務経験が評価されやすい


2. ハワイと本土の違いを比較表で見る


ハワイと本土(ロサンゼルス・ニューヨークなど)のJ1ビザインターンシップには、待遇面・スキル面でいくつかの傾向差があります。あくまで一般的な傾向であり、個別の企業・求人によって条件は異なる点には注意が必要です。


項目 ハワイ 本土(LA・NYなど)
受け入れ企業の姿勢 インターン生を戦力として採用する企業が多い 雑用・補助業務を任せる無給インターンが混在しやすい
給与 時給制で給与が発生する求人が中心 無給、または最低賃金に近い求人が一定数存在する
主な業種 ホテル・レストラン・旅行会社・リテールなどホスピタリティ系が中心 メディア・金融・IT・ファッションなど幅広い業種に案件が分散
求められる英語力 接客に必要な実務英語(現場で覚えられる水準) 専門用語や資料作成を伴う実務英語が求められやすい
求められるスキル 接客経験・ホスピタリティ業界での職歴 専攻分野の専門知識、インターン経験の実績
就労ビザへの切替率 比較的高い傾向にあるとされる 案件・企業によって差が大きい
生活拠点としての物価 家賃・食費ともに高水準(後述の関連記事で解説) 都市により大きく異なる(NYは特に高水準)


ハワイ 本土 J1ビザ 待遇 比較表


特に注目したいのが「受け入れ企業の姿勢」の違いです。ハワイでは観光・ホスピタリティ産業の人手不足を背景に、J1ビザのインターン生を実務の一員として受け入れる企業が多いとされています。一方、本土では大都市ゆえに求人の幅は広いものの、「アメリカでのインターン経験」自体を目的とした無給インターン制度が根強く残っており、給与が発生しない案件に当たる可能性がある点には注意が必要です。


3. 見落としがちな注意点


ハワイには「10対1ルール」がある


ハワイのJ1ビザ受け入れには、ローカルスタッフ10人に対してJ1ビザホルダーは1人までという運用上の目安があるとされています。これは、J1ビザのインターン生を大量に安く使う形の受け入れを防ぎ、1人あたりの受け入れ体制を手厚くする効果があると考えられます。結果として、ハワイのJ1ビザ求人は「大量採用の使い捨て人材」ではなく、少数精鋭の戦力として迎えられやすいという構造につながっています。


英語力に自信がない場合はハワイのほうがハードルが低い傾向


本土の都市部、特にニューヨークのようなグローバル企業が集まる地域では、資料作成やプレゼンテーションを伴う実務英語力が求められる案件が多い傾向にあります。一方、ハワイのホスピタリティ系の求人は、接客の中で使う実務英語が中心で、現場に入りながら英語力を伸ばしていくスタイルに近いとされています。英語力に強い自信がない場合、ハワイのほうが挑戦のハードルが低いと考えられます。


「本土のほうが箔がつく」とは限らない


ロサンゼルスやニューヨークでのインターン経験は、名前だけを聞くと華やかに見えます。しかし、無給・雑用中心のインターンでは、帰国後の職務経歴書に書ける実務内容が薄くなりやすいという指摘もあります。「アメリカで働いた」という事実よりも、「何を任され、どんな成果を出したか」のほうが評価されることを踏まえると、戦力として業務を任されやすいハワイのほうが、結果的に実務経験として厚みが出るケースも少なくありません。


まとめ


  • 本土(LA・NYなど)のJ1ビザインターンは無給・雑用中心の案件が混在しやすい傾向にある
  • ハワイは観光・ホスピタリティ産業の人手不足を背景に、インターン生を戦力として採用する企業が多い
  • ハワイにはローカル10人に対しJ1ビザホルダー1人までという「10対1ルール」があり、受け入れ体制が手厚くなりやすい
  • 英語力に自信がない場合、接客中心のハワイのほうが挑戦のハードルが低い傾向にある
  • 「本土のほうが箔がつく」とは限らず、戦力として業務を任されるハワイのほうが実務経験として厚みが出るケースもある


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参考にした情報

・ステップフォワードサポート公式サイト「ハワイで働く方法」

・同「J1ビザについて」

・同「よくあるご質問」


※本記事の情報は2026年10月時点のものです。ドル換算は1ドル157円で計算しています。求人の傾向は時期や企業によって変動しますので、最新情報は公式サイトでご確認ください。